説明会にターゲット学生を集める告知文作成の秘訣(第二回)
2009年1月25日
コラム「説明会にターゲット学生を集める告知文作成の秘訣」第一回では、ターゲット学生を集める告知文作成において、まずおさえていただきたいポイントをお伝えした。復習となるが、告知文作成の際念頭に置いていただきたいのは、読者である学生は「読まない、信じない、行動しない」という三原則である。
今回は、この三原則の中でまずクリアせねばならない「読まない」というハードル、つまり、いかに学生に告知文を読んでもらうか。そのためのコツについてお伝えしたい。
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■学生はメールを読まない
学生はものすごく忙しい。社会人からしてみれば、忙しくないように思えるかも知れないが、学生にとってはものすごく忙しいのだ。サークルにアルバイト、試験、恋愛・・・。その上、就職活動の本格化した時期ともなれば、各就職サイトから大量のメールが送られてくる。しかも一般の学生はこれまでの人生において大量のメールを捌く経験をしていない。そのため、送られてくる全てのメールを読む学生は皆無である。
その状況になった学生は自分のメリットに関係のあることしか読まなくなるのだ。
では、そのような多忙な学生達にDMを読んでもらうにはどうすればよいか。下記は、説明会告知に必要なパーツを備えたメールDMの基本レイアウトを解説した図である。ここからは、こちらの図をご覧いただきながら、コラムを読み進めていただきたい。

■メールを開かせるタイトル作成のポイント
とにかく、まずはメールを開いてもらわなくては話にならない。そこで必要なのは、タイトルによる差別化だ。ただし、奇抜なキャッチコピーは必要ない。シンプルに、紹介するセミナーや説明会の特徴を書けばいい。
例えば自社の社長が登場するセミナーであれば、「株式会社ジョブウェブのトップセミナー開催」というようなタイトルではなく「アクセンチュア出身社長が語るコンサルの秘訣」というタイトルの方が、具体的に何を話すのかが理解できるし、興味も湧くだろう。
前者のタイトルの場合、「ジョブウェブ」を知らない学生が大半である上に、「トップセミナー」といってもどんな社長が出てくるかもわからない。そういった意味でも知らない学生へ具体的な言葉で表現することが重要となる。
また同時に注意していただきたいのが、タイトルの長さだ。これはメーラーの都合上、タイトルが全て画面に表示されない。だいたい15~20字程度に字数を抑え、且つ一番伝えたいメッセージは【最初の5文字以内】に入れるようにして欲しい。
■独自の強みをヘッドコピーに明記する
続いて重要なのがヘッドコピーだ。ヘッドコピーはタイトルに続いて重要である。なぜかというと、ヘッドコピーはメールを開いた人が「必ず」見る場所だからだ。
ヘッドコピーの目的はボディーコピーへ誘導することが狙いである。まずヘッドコピーで読み手の興味を引くためには、USP(Unique Selling Proposition)と呼ばれる【独自の売り】を明記すること。これは告知文全体のまとめという位置づけで構わない。
ただし、営業と一緒で押し売りにならないように注意して欲しい。知らない相手から強引に商品を勧められても買う気が起きないのと一緒で、学生が何を考え、求めているのか、それを解決するのが独自の売りである、というようなロジックで落とし込むようにすることが大切だ。(結局は営業と一緒であり、だからこそセールスレターと呼ばれる)また、ここもタイトルと同様で具体的に書くこと。
例えばジョブウェブの会社説明会では「誠実さ」という理念を打ち出した。人材コンサルティング会社は数多くあり、その中でも特徴的な部分は何かといえば、ジョブウェブの場合は誠実さになる。ただし、誠実さと言っても抽象的なので、「お金をいくら積まれても、学生が幸せにならない企業はサイトへ掲載しない」という具体的な行動理念を提示し、その理念に共感するターゲットへ向けての訴求した。

このように自社の特徴的な部分をヘッドコピーで明示することを意識して欲しい。
以上、今回は、まず学生に告知文を読ませる工夫についてお伝えした。
では、ターゲット学生に告知文を読んでもらえた上で、次にクリアすべき「信じない、行動しない」という壁を打ち消すには、どうすればよいか。
ターゲット学生にメッセージを信じてもらい、実際に説明会にきてもらうためのを次回のコラムでお伝えしたい。
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酒井 英嗣(さかい・えいじ)株式会社ジョブウェブ WEBマーケティング部 マネージャー
兼 就職活動サイト「ジョブウェブ」編集長
就職活動サイト「ジョブウェブ」の編集長として2万人以上の就職活動学生へサービスを展開し、直接会う学生は年間1000名を超える。また、毎年100本の就職活動生向けメールマガジンを執筆し、70回以上開催されるジョブウェブ主催の就職活動イベント・合同説明会の集客を担当する。就職活動支援サイト「ジョブウェブ」のウェブコンテンツの企画・開発も手がけ、ページビューを1年で1.5倍にまで伸ばしたという実績を持つ。


