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エントリーシート「これはやってはいけない!質問編」


2009年6月17日
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エントリーシートで、学生に毎年、何度も質問され続けている問いがあります。

『それは「頑張ったこと」と「自己PR」と両方書かせる企業は、何を考えているんですか?』です。

ではここで、このコラムを読んでいる社会人のあなた自身が今、転職活動をしていると想像してください。

ある企業を受けることになりました。その企業にエントリーする際に、「自己PR欄(400文字程度)」があったとして、あなたはそれを書き始めます。

就職活動をするあなたはきっと、いままでの仕事に関係する分野の中で、何を頑張ったか?をもとに、こんなことをしてきた、こんなことを成し遂げたので、私はこれが出来ます!というような自己PRを書くはずです。

そして、次の欄で書くのが、「あなたが頑張ったこと(400文字程度)」。それを、書こうとすると気付くはずです。

「あれ?これ・・・さっきと書いた内容と、結構かぶるよね?」

ということに。

仕事を得るための転職活動の自己PRで、「大食いで優勝」「カラオケが得意」などと、仕事に関係ない事柄を書く人はいません。

そうなると、先ほど書いた自己PRは「仕事に関係ありそうな頑張った事柄を元に、そこからいえる自分の強み」になっているはずです。

しかも、自己PR欄に、ただ「私は人をまとめられます」「私は困難を乗り越える力があります」とだけ書いただけでは、なんの説得力も無い上に、400文字には到底文字数が足りません。だから、~~をしてきたので(~を~~に達成したので)、私は~~~が出来るとか得意とか書いているはずです。
ということは、そこには相当(仕事に関連する出来事で)頑張った出来事が必ず含まれてきます。

転職の際に、自己PRしなさいと言われれば、これは最も頑張ったといえるような出来事を自己PR素材に持ってくるのが通常だと思います。
学生も通常は、就職・仕事で活かせそうな出来事をピックアップしますので、そこは中途採用と同じです。

では、エントリーシートの数少ない質問の中に、似た質問を同じボリュームでふたつ入れる意図は何か?

社会人になった自分が転職する際に、書くのに困惑するような質問を、堂々とふたつ入れているということは

「深く考えていないで質問を作ったのだろうな・・・」という風に受け止められても仕方ありません

その理由が、非常に納得できるように、明確に答えられる会社であれば問題ありません。

ただ、通常は少ない文面だけで、相手の事を分かろうとする時、質問は2問だとして、似た質問を2連続でする人がいるでしょうか?

お客さんに2問しか質問できない状況で、2問似たような質問をした後輩がいたら、なんと言いますか?

「    (ここで、あなたが、その後輩に言いたい事を表現してください)   」

そう、それが、企業を受ける就職活動生が感じている感覚!

企業のES質問をたくさん比較していくと、デキル企業かそうでないか、うっすら感じることができます。

たくさんの会社のエントリーシートを見ると、学生も比較ができますので、

「何考えているんでしょうね、この会社・・・」(2つの質問しかないのに、似た答えを2回も書かせてどうするの?)

ということになるわけです。

エントリーシートの質問を作るときの鉄則。それは、自分が、企業を受ける側だと思って、まずは自分達が質問に実際に答えてみること!

これにより、文字数をどれくらいにすれば適切か?も大体分かります。
(「この文字数では、絶対に抽象的にしか記載できないような質問があるのですが・・」という学生の意見も、毎年聞きますので、その点も注意しましょう)

そうすれば、受ける側の「なぜ?」「どうして?」に、先んじて気付くことができるはず。

自分達が、適切な選考をするために、数少ない質問に何を持ってくるのがベストか?
文字数はどれくらいが適切か?

エントリーシートでは、その数少ない質問の「質問力」から、その企業の実力が問われている事を忘れずに行きましょう!

執筆者プロフィール

Image 桧良手 とも子(ひらて ともこ)
ヒプノーティス 代表カウンセラー(Jobweb契約キャリアカウンセラー)


米国のシートンホール大学院にてカウンセリング修士号を取得後、帰国。人材紹介サービス会社勤務を経て、株式会社ジョブウェブへ転職。ジョブウェブでは、2005年まで3年半に渡りキャリアカウンセラーとして、講座開発・学生のサポートを続けた後は独立。現在、ヒプノーティス 代表カウンセラー。約7年で7500人以上のクライアントと接する。

 


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