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【グループワークコンテンツ導入の注意点と作成方法】 中編


2008年12月16日
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営業仕事体感グループワークの様子
コラム:「グループワークコンテンツ導入の注意点と作成方法」、前編では仕事体感型のグループワーク参加者から選考・内定に繋がる割合と、仕事体感型セミナーの具体的な事例~抱える課題からグループワークの特徴、結果まで~をご紹介した。
今回は、仕事体感セミナーのタイプとしてゲーム型とケーススタディ型を取り上げ、その特徴を解説させていただく。

弊社で実際に作成し、10卒学生向けに実施したグループワークの動画も合わせて掲載しているので、ご参照いただければ幸いである。

>> グループワークコンテンツ導入の注意点と作成方法 前編はこちら


■仕事体感セミナーのタイプ分類~ゲーム型とケーススタディー型~
さて、仕事体感型のセミナーの作り方に関して述べたい。

ジョブウェブでもお客様からご要望を頂いて、様々な業界・業種に関するグループワークの制作を年間10数件行っている。しかし、基本的に自社の仕事内容に関しては社員の方が一番よく理解しているので、こつさえ掴めば、人事担当者ご自身で創ることも可能である。

実際に、制作のポイントと骨子をジョブウェブからご説明しただけで、素晴らしいグループワークを作り上げられた企業様もいらっしゃるので、社内でケーススタディーコンテンツを制作されることも視野に入れられるのが良いだろう。

ジョブウェブ社のコンサルタントはグループワーク作成の無料相談に乗らせてもらっているので、はじめて制作するという方は一度ご相談頂くのもよいと思う。

グループワークの形式は大別して、「ゲーム型」「ケーススタディー型」と二つある。それぞれ特徴があるので、ご紹介したい。

【ゲーム型】
特徴カードゲームやボードゲームの形式で行う。
論理的思考や交渉力を問うものが多いが、中にはさいころ等を用いて運的要素を盛り込んでいるものもある。
ゲームバランスの調整が非常に難しいために、外部に制作を依頼したほうが無難。
カードやボードを制作する必要があるため、依頼費用が高額になるケースも多い。
メリット
  • 事業の全体像を伝える際に、ケーススタディー型よりも優れている場合が多い。
    (広く、浅く伝える効果がある。)
  • 参加者全員で盛り上がるのに適している。
デメリット
  • 実際の事業内容、仕事内容のエッセンスをデフォルメして伝えるために省かねばならない要素がどうしても出てくるので、仕事理解には適していない。
  • 「面白かった」で終わり、何を伝えたかったのかはっきりしないという不満が学生の口から出ることが多い。
  • 自分の力だけでなく運の要素もどうしても含まれるため、誰でも楽しむことができるが、
    自分自信の能力、意欲に自信のある学生は「つまらない」と感じるケースがある。


【ケーススタディー型】
特徴実際の仕事で用いるデータやインタビュー内容が資料として用意され、それを読み込んで分析・提案などを行う。
社員の協力が得られる場合、交渉やインタビューを「ロールプレイング形式」で行うことで、
仕事理解を大幅に高めることができる。
メリット
  • 仕事の具体的中身を伝えるのに効果的(狭く、深く伝える効果がある。)
  • 自らの頭で考えることでアウトプットが大きく変化するので、意欲、能力が高い学生ほど満足度が高くなる傾向が強い。
  • 会社や商品のイメージで集まってしまう学生層と、自社の採用したい層が異なる場合、特に効果的である。
デメリット
  • 営業、SEというように一つの職種に絞り込んで作成する必要があるので、複数の仕事の魅力を伝えたい場合には不適。
  • 優秀な学生は難易度の高いケーススタディを好むため、難易度を高めに設定した方が効果的なグループワークとなるが、一部内容についていけない学生から不満の声が出ることがある。


メリットとデメリットは表裏一体の関係にあるため、目的に合わせてコンテンツを使い分ける必要がある。

優秀層をターゲットに設定し、自社への志望度を高めることを目的とした場合、ケーススタディー型のグループワークのほうが効果的であるのは間違いない。1月以降の説明会で利用する場合はケーススタディー型一本に絞るべきと言える。

一方、春から夏にかけてのインターンシップシーズンに、事業の全体像を伝えるにはゲーム型が適している。(この時期であっても、特定の仕事の内容を伝える場合はケーススタディー型コンテンツが適している。)ただ、優秀な学生にとってはゲーム型のコンテンツは物足りない内容で終わるケースも多いので、注意が必要だ。

ゲーム型コンテンツが最も有効に機能するのは、数日間のインターンシップの最初のアイスブレイキング&事業の全体像説明の際に使うという方法だろう。企業の全体像が理解できるとともに、インターンシップ参加者同士の緊張を一気にほぐすことができる。また、インターンシップを通じて業務の実践や仕事理解を深めた最終日に再度ゲーム型コンテンツを実施することで、学生は自分自信の企業理解の深まりと成長を実感できるので、時間が許せば最初と最後、ゲーム型コンテンツを実施することをオススメする。

参考までに弊社で行っているビジネス理解講座のグループワーク風景を動画でご紹介する。このような雰囲気でグループワークが実施されているというイメージを掴んでもらえればと思う。通常の会社説明会とは随分趣が異なり、企業側と学生と相互に創りあげるイメージである。

【ジョブウェブビジネスビジネス理解講座 グループワークの様子】
●ケーススタディー型(ディスカッションと提案を組み合わせたベーシックタイプ)
・ビジネス理解講座 マーケティング編


・ビジネス理解講座 経営戦略概論


●ケーススタディー型(ロールプレイングが含まれるもの)
・ビジネス理解講座 THE・営業


●ゲーム型(情報カード、シートを用いて取り組むベーシックタイプ)
・ビジネス理解講座 ファイナンス編


>> グループワークコンテンツ導入の注意点と作成方法 後編はこちら




(株式会社ジョブウェブ キャリア支援事業部 事業部長 福井信英) 
※福井のコラムは、東洋経済オンラインにて連載中です。


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