「学生をリスペクトできているか」が採用活動成功の鍵を握る
「第一志望の企業から内定を頂きましたが、あの企業には行きません」
「もう二度とあの企業の物は買いません」
なぜ、学生はこのようなネガティブな心理になったのだろう。
採用担当者からすれば内定を蹴る学生の本音を知ることは難しい。
内定を蹴る理由はいろいろあるが、人事採用担当者という人間に対する理由もある。
「どうしても○○社に入りたいのです。説明会で会った方が素晴らしいから」
「内定は頂けませんでしたが、将来は実力をつけて転職で狙います」
このようなポジティブな心理にさせる会社もある。
学生心理をしてなぜこのような違いが生まれるのだろう。
鍵となるのは学生に対する企業側の態度だ。
御社では学生をリスペクトしていると確信を持って公言できるだろうか。
と、ここまで書くと、
「学生を充分にリスペクトしていますよ。だって優秀な学生を取りたいですからね。」
という読者の反応が聞こえてくる。
そこで問いたい。
「あなたは何をもって学生をリスペクトしていると言えるのだろうか?
リスペクトの定義は何?リスペクトの基準は何?」
学生セミナーなどで学生に直接ヒアリングしてみると、リスペクトされていないと感じている学生に共通するのは、「あの会社の採用担当者は『人』としてどうかと思うのです」という本音が出てくる。
企業としては魅力的だが、そこで働いている人が人として疑問に感じるというのである。
優秀な学生欲しさに「媚びへつらう」担当者もいれば、
学生を舐めてかかって「傲慢かます」担当者もいるようだ。
毎年のように学生から聞かされる社会人に対する失望感。これは何とかしたい。
これまで本コラムでは、学生を「顧客」に見立てることを提案してきた。
が、「顧客」という言葉を「お客様」と誤解する人もいるようだ。
実際に採用活動において学生を「お客様扱い」して下手に出てしまい、
採用後に学生から「舐めた態度」を取られて怒りを覚えたり、困惑したりしている人事の人間もいる。
では、「学生をリスペクトする」は一体どのようにすれば体現することが可能なのだろうか。
ヒントを差し上げたい。
学生をリスペクトするとは、
「学生の人としての『誇り』に働きかけるコミュニケーションを実行することであり、
学生の人としての『誇り』を傷つけない配慮あるコミュニケーションを取ること」に尽きる。
「誇り」あるいは「矜持」という言葉を意識し、それを満たす態度・行動を見せつつコミュニケーションを図ることで学生に対する採用担当者のリスペクトが伝われば、学生はあなたとあなたの会社を好きになり、大いに努力して最高の自分をアピールしてくるだろう。
「誇り」に対して「誇り」で応えるという応報心理が働くからだ。
となれば、採用担当者としても学生の評価がしやすくなるメリットも享受できる。
昨今の採用傾向としては、あなたの会社もそうかもしれないが、
「優秀な学生がいれば採用するが、そうでない場合はゼロ採用もある」となっている。
優秀な学生を本気で採用したいのであれば、一頃在ったように下手な、あるいは聞きかじりの圧迫面接をかけたりして学生のパフォーマンスを落として減点的に評価するのではなく、
学生が最高のパフォーマンスを出せる物理的・心理的環境を整備し、加点的に評価をしてもらいたい。
その一助となるのが、「学生をリスペクトする」ことなのだ。
あなたは、あなたの会社は、「誇り」や「矜持」を軸に学生に接しているだろうか。
執筆者プロフィール
「もう二度とあの企業の物は買いません」
なぜ、学生はこのようなネガティブな心理になったのだろう。
採用担当者からすれば内定を蹴る学生の本音を知ることは難しい。
内定を蹴る理由はいろいろあるが、人事採用担当者という人間に対する理由もある。
「どうしても○○社に入りたいのです。説明会で会った方が素晴らしいから」
「内定は頂けませんでしたが、将来は実力をつけて転職で狙います」
このようなポジティブな心理にさせる会社もある。
学生心理をしてなぜこのような違いが生まれるのだろう。
鍵となるのは学生に対する企業側の態度だ。
御社では学生をリスペクトしていると確信を持って公言できるだろうか。
と、ここまで書くと、
「学生を充分にリスペクトしていますよ。だって優秀な学生を取りたいですからね。」
という読者の反応が聞こえてくる。
そこで問いたい。
「あなたは何をもって学生をリスペクトしていると言えるのだろうか?
リスペクトの定義は何?リスペクトの基準は何?」
学生セミナーなどで学生に直接ヒアリングしてみると、リスペクトされていないと感じている学生に共通するのは、「あの会社の採用担当者は『人』としてどうかと思うのです」という本音が出てくる。
企業としては魅力的だが、そこで働いている人が人として疑問に感じるというのである。
優秀な学生欲しさに「媚びへつらう」担当者もいれば、
学生を舐めてかかって「傲慢かます」担当者もいるようだ。
毎年のように学生から聞かされる社会人に対する失望感。これは何とかしたい。
これまで本コラムでは、学生を「顧客」に見立てることを提案してきた。
が、「顧客」という言葉を「お客様」と誤解する人もいるようだ。
実際に採用活動において学生を「お客様扱い」して下手に出てしまい、
採用後に学生から「舐めた態度」を取られて怒りを覚えたり、困惑したりしている人事の人間もいる。
では、「学生をリスペクトする」は一体どのようにすれば体現することが可能なのだろうか。
ヒントを差し上げたい。
学生をリスペクトするとは、
「学生の人としての『誇り』に働きかけるコミュニケーションを実行することであり、
学生の人としての『誇り』を傷つけない配慮あるコミュニケーションを取ること」に尽きる。
「誇り」あるいは「矜持」という言葉を意識し、それを満たす態度・行動を見せつつコミュニケーションを図ることで学生に対する採用担当者のリスペクトが伝われば、学生はあなたとあなたの会社を好きになり、大いに努力して最高の自分をアピールしてくるだろう。
「誇り」に対して「誇り」で応えるという応報心理が働くからだ。
となれば、採用担当者としても学生の評価がしやすくなるメリットも享受できる。
昨今の採用傾向としては、あなたの会社もそうかもしれないが、
「優秀な学生がいれば採用するが、そうでない場合はゼロ採用もある」となっている。
優秀な学生を本気で採用したいのであれば、一頃在ったように下手な、あるいは聞きかじりの圧迫面接をかけたりして学生のパフォーマンスを落として減点的に評価するのではなく、
学生が最高のパフォーマンスを出せる物理的・心理的環境を整備し、加点的に評価をしてもらいたい。
その一助となるのが、「学生をリスペクトする」ことなのだ。
あなたは、あなたの会社は、「誇り」や「矜持」を軸に学生に接しているだろうか。
執筆者プロフィール
| 古波倉 正嗣(こはくらまさつぐ) ヒューマンキャピタル・イニシアティヴ代表 ヒューマンキャピタル・イニシアティヴ代表、(株)マンゴーズ シニアアドバイザー、国際ディベート学会公認 ディベートトレーナー。現在、企業、官公庁研修所、自治体等 において、「思考力強化/コミュニケーション力強化」をテーマに、問題解決手法、論理的思考法、ディベート(日本語/英語)、プレゼンテーション(日本語/英語)、ビジネスラ イティング(日本語/英語)等、様々なプログラムの開発及び指導を行う。企業研修も多く人事との交流も深い。学生向けの就職活動支援セミナー講師歴は約15年になる。 問い合わせ先: ![]() |














