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【09卒調査】学生も厳しく見ている、企業の面接力


2008年9月29日
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【09卒学生 企業の採用活動に対するアンケート 調査結果】
・面接回数は3回、個人面接の長さは30分~1時間程度への希望が多い。
・「話を聞く姿勢・質問内容・話の促し方」と「面接官の人選・質問への受け答え」が志望度に影響。
・面接官のヒアリング力・アピール力によって、学生を惹きつけられるか否かが決まる。


【調査概要】詳細ページ  
調査対象: 2009年度卒業予定のジョブウェブ会員学生  
調査期間: 2008年7月10日~7月17日  有効回答数: ジョブウェブ会員学生412名  質問項目: 文末に記載





「どうも選考が進んでいるのに、辞退する学生が多い。」
「内定承諾率が5割を切ってしまっている。」
「競合他社に学生が流れていってしまっている。」

採用活動において、そのような思いを抱いていることはないだろうか。もし少しでも思い当たる点があるとすれば、原因は面接にあるかもしれない。

昨今では一昔前とは違い、企業と学生が接触する機会が充実し、かつ長期化している。夏のインターンシップから、秋のオープンセミナー、冬の説明会、そして春に選考し内定が出るまで、実に半年を超え、学生は企業と接触し続ける。そのような中で、人や社風の魅力が、学生の意志決定要因に大きく影響するようになっている。

特に面接は一連の採用フローの中でも、大きく志望度、ひいては入社動機を左右する。弊社が2009年度卒学生に対して行った調査では、企業選びの軸が固まったきっかけとして、自己分析に次ぐ第2位に、そして、第一志望への志望度が上がった瞬間としては、「社員の対応・印象」に次いで第2位に、選考対応(面接での対応)が挙げられていた。また一方で、選考対応は企業への改善要望の第1位にも挙げられており、面接での対応が悪かったためにマイナスイメージを持ってしまった、と言う声も数多く寄せられていた。

このように、面接におけるコミュニケーションは、学生の志望度を大きく左右し、志望企業を絞り込む際の決定打となっているのである。確かに面接は、自社にとって必要な学生かどうかを見極めるための試験である。しかし、ジャッジするだけでなく、魅力的な学生を惹きつけるという視点も忘れてはならない。

それでは面接において、学生の志望度に影響を与えるのは、一体何なのだろうか。面接でぐっと志望度を上げることが出来ている企業では、どのような対応がなされているのだろうか。逆に、学生の志望度を下げてしまう面接の対応とはどのようなものなのだろうか。


1.面接回数は3回、個人面接の長さは30~1時間程度への希望が多い。

まず、面接の回数と、長さについて。望ましい面接回数については、2回未満という学生は2割にも満たず、3回という回答が6割を超えている。また個人面接の時間の長さは、7割弱もの学生が「30分以上~1時間未満」が望ましいと回答していた。

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じっくりと自分の話を聞き、理解し、判断してもらうためにも、個人面接の長さは少なくとも30分以上、回数は3回は見てもらうことを望む学生が多いことが伺える。
ただしできる限り回数を増やし、時間は長ければ長いほど良いかというとそういうわけでもないようで、4回以上、1時間以上が望ましいという学生は少ない。
3回・1時間程度が、多すぎず長すぎず、ちょうど良い回数・長さであるようだ。


2.「話を聞く姿勢・質問内容・話の促し方」と「面接官の人選・質問への受け答え」が志望度に影響。


面接で志望度に影響するのは、圧倒的に「話を聞く姿勢・人選・質問への受け答え」。「話の促し方・質問内容・素が出せたかどうか」も、かなり影響するという学生が半数を超えている。

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最も志望度が上がった面接について、選考状況を見てみると、内定承諾者が4割。辞退者は、選考・内定辞退者合わせて3割程度であった。かたや、最も志望度が下がった面接では、半数近くが選考・内定を辞退しており、内定承諾者は2%という少数に留まる。面接の良し悪しは、学生の入社動機に大きな影響を与えているようだ。

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3.面接官のヒアリング力・アピール力によって、学生を惹きつけられるか否かが決まる。

では、どのような面接が学生を惹きつけるのだろうか。「最も志望度が上がった面接」について、企業名と内容を答えてもらったところ、307社が挙げられ、1位:三菱東京UFJ銀行、2位:三菱商事、3位:アクセンチュア、という結果となった。

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最も志望度が上がった面接に関しては、「面接官の態度・話を聞く姿勢」「話の促し方」と、「面接官の人選」「質問に対する面接官の受け答え」に、好感を持った学生が多い。

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学生のコメントを詳しく見てみると、対応の良さは大前提として、何よりじっくり話を聞いてくれるという姿勢(良いところを見つけようとしてくれる。深く掘り下げて聞いてくれる、等)が好評のようだ。緊張をほぐして、優しく聞いてくれるというだけでなく、ともすれば圧迫ととられかねない鋭い指摘・質問も、それがかえってよかったという声も寄せられている。厳しい指摘も、決して嫌みでなく、自分を理解する為であると納得できる内容であれば、話をしっかり聞いてくれていると思えるし、面接官の優秀さも感じることができるという声が寄せられている。また、学生からの質問への対応から、面接官の誠実さ、優秀さ、熱意を感じ取り、そこから志望度の向上に繋がるという声も多い。

→最も志望度が上がった面接、上位企業に寄せられたコメント抜粋

一方、志望度が下がった面接に関しては、逆に話を聞く姿勢・面接官の対応に不満を感じたという声が圧倒的である。

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コメントを見るに、面接官にあくびをされた、メモに夢中で目を合わせて貰えない、話への反応が薄い、意図が不明の質問をされる、といったことがあると、「話を聞いて貰えているのか」「自分を見ようとしてくれているのか」という不安や不満を感じるとのこと。また、質問に対しての回答や、面接の進行に不備があると、面接官、ひいてはその会社の社員に対して、不信感や頼りなさを感じてしまうようだ。

→最も志望度が下がった面接、コメント抜粋


以上、今回は面接に対する、学生の意見をご紹介させていただいた。

面接では、「面接官が自分を理解しようとしてくれているか」と、「面接官(社員)の魅力」が、学生の志望度を大きく左右している。「自分のことを理解してくれようとしているか」は、面接官の話を聞く態度・質問内容(=ヒアリング力)から、 「面接官(=社員)は優秀か、魅力的か」  は、学生からの質問に対する面接官の受け答え、仕事への熱意・意欲、丁寧な対応(=アピール力)から鋭く感じ取っているようだ。

最近では学生も面接について知識を積んでいるようで、中にはコンピテンシー面接といった手法を知っている学生もいるほど。企業を見る目も厳しく、うかうかしていられないのが現状だ。

学生も企業をジャッジしていることを念頭に置き、ヒアリング力(傾聴、質問力)・アピール力(熱意、満足のいく対応)を十分に高めて、面接に望むことが重要である。








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