1-2『企業の魅力』を高める秘訣
2009年1月11日
企業の魅力は、向上させるものではなく、引き出すもの
前節で、集客力の公式(集客力=「企業の魅力」×「セミナーの魅力」×広告力」)を紹介した。そして、この「1-2」では、その公式の一要素である、「企業の魅力」を高めるためにはどうすれば良いのかを説明する。
1-1の表の通り、「企業の魅力」は、ハード面(業界、事業、仕事、制度)にしろ、ソフト面(社員、雰囲気・社風、理念・ビジョン)にしろ、短期間での急激な向上は考えにくい。しかし、現状の「自社の魅力」を出し尽くすことは可能である。わかりやすく言うと、企業の魅力が10ある企業が、その魅力を短期間で、20にすることは不可能に近いが、MAXである10の魅力を出し尽くすことは可能である。
集客力はかけ算である。一つの因子が「0」であれば、その解も「0」になる。短期での向上が見込めない因子だからこそ、しっかり自社を見つめ直し、ターゲット学生に響く、魅力を引き出して頂きたい。
企業の魅力を最大限に引き出すにはUSPを明確にする
※USP (Unique Selling Proposition)とはその企業の「独自の売り」「差別化のポイント」「優位性のポイント」のこと
では、どうしたら、自社の魅力を引き出せるのか?それは、自社のUSPを明確にすることである。このことは「採用活動」において、非常に重要で、説明会ノウハウ虎の巻~設計編~でも同様のことを述べた。(設計編3-2をご参照いただきたい。)
重複してお伝えする部分になると思うが、とにかく、新卒採用の市場では、「数ある多くの企業の中の1社ではなく、この点でオンリーワンです!」というメッセージが重要である。そのオンリーワンというメッセージこそ、「他ではなく、その企業でなくてはダメ」という、学生がエントリーする理由を与えるのだ。それこそが「企業の魅力」なのである。そのオンリーワンの内容はどんなに小さなことでも構わないので、じっくりとUSP抽出の作業に取り組んで頂きたい。
「うちの会社に、果たして、USPはあるのだろうか?」と不安を感じられている方は、下記の質問に必ず取り組んでいただきたい。
企業のUSPを浮き彫りにする5つの質問

質問その1:
競合(採用競合、ビジネス競合)にはない、あなたの会社でし か得られないベネフィット(恩恵、メリット、利便性)は何か?
質問その2:
なぜ、それがあなたの会社でしか提供できないのか?


