2-3 よくある間違い3「感動的・派手な演出は効果的」
2009年4月26日
学生に評価されている説明会の三大要素
下の表は「最も志望度が上がった説明会」として挙げられた企業をランキング 形式で表したものだ。学生から寄せられた生のコメント(※)まで詳細に読み込むと、 P&Gは説明会の中で行うグループワークを通じ企業理解が深まったという声が約半数。プレゼンターの話し方とその内容が素晴らしかったという声が半数を占める。三井物産とリンクアンドモチベーションも同様で、グループワークが素晴らしかったという意見とプレゼンターの力量に評価が集まっている。リンクアンドモチベーションに関し ては、複数の社員にまとめてOB訪問できるという内容も評価の声に含まれている。
評価される説明会の三大要素は、
- グループワークの導入による体感型説明会
- プレゼンテーションの巧みさ
- 社員との交流 と結論づけることができそうだ。
さて、もうひとつ興味深いデータがある。「上がった」とは逆の「志望度が下がった説明会」のランキングをとっているのだが、説明会の志望度が上がった企業に名を連ねて いる会社の約2割が「志望度が下がった企業」にも名を連ねているのだ。
「志望度が上がった」「下がった」両方にランクインしている企業に共通している傾向として、「演出が過剰」という声が多く寄せられている。最近の学生は企業説明会に、エンターテインメント性ではなく、「仕事や社員の本当の姿を見る」ことを求めているのだ ろう。
演出が効果的に機能した相手に関しては心をがっちりと掴むことに成功しているが、 演出ではなく、真実の姿を見たいという学生にはマイナスに働いたということが言えそ うだ。
以上の分析は、いたずらに説明会に数を呼び込むのではなく、「ターゲットを絞って説明会に集客する」ことの重要性をあらためて気づかせてくれる。
※学生400名の生コメント集「最も志望度が上がった説明会」、「最も志望度が下がった説明会」はこちらからご覧頂けます。
説明会人気ランキング
Q:あなたが参加した中で、最も志望度が上がった説明会の実施企業名を教えてください。

調査名:09卒学生就職活動ふり返り調査
調査期間:2008年7月10日(木)~2008年7月17日(木)
調査対象:2009年度卒業予定のジョブウェブ会員学生
http://www.jobweb.co.jp/company/honne/3487/



