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	<title>fukui&#039;sblog &#187; 今週の一冊</title>
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		<title>今週の一冊）　『ポトスライムの舟』　津村記久子　-10冊目</title>
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		<pubDate>Thu, 19 Nov 2009 07:42:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>fukui</dc:creator>
				<category><![CDATA[今週の一冊]]></category>
		<category><![CDATA[ポトスライムの舟]]></category>
		<category><![CDATA[芥川賞]]></category>

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		<description><![CDATA[小説家になるためのトレーニングの一環として、少しテーマを決めて小説を読むことにしてみました。
とりあえず、過去10年分の芥川賞・直木賞の受賞作を全て読み込んでみよう。と思い、まず最初に手に取ったのが、本作『ポトスライムの [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_1056" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/wp-content/uploads/2009/11/potos.jpg"><img src="http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/wp-content/uploads/2009/11/potos-150x150.jpg" alt="ポトスライムの舟-津村記久子" title="potos" width="150" height="150" class="size-thumbnail wp-image-1056" /></a><p class="wp-caption-text">ポトスライムの舟-津村記久子</p></div>
<p>小説家になるためのトレーニングの一環として、少しテーマを決めて小説を読むことにしてみました。<br />
とりあえず、過去10年分の芥川賞・直木賞の受賞作を全て読み込んでみよう。と思い、まず最初に手に取ったのが、本作『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062152878?ie=UTF8&#038;tag=fukuidayo-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=4062152878">ポトスライムの舟</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=fukuidayo-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4062152878" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』。</p>
<p>2008年下半期の芥川賞受賞作で、地下鉄の中吊り広告で紹介文を見かけたとき、「これは読まねば！」と思ったものの、ずるずる１年が立ってしまったのでこれを機会に読んでみることに。</p>
<p>中吊りでの紹介文はどんなだったかもう記憶もおぼろげなのですが、「工場で働く30間近の女性の日常」を描いた小説だということだけは覚えています。リーマンショック前後の受賞作だったので、妙に鮮明に記憶に残っています。</p>
<p>&#8212;&#8211;<br />
主人公のナガセは工場で働く29歳。<br />
新卒で入社した会社から激しいモラルハラスメントを受け１年で退社。<br />
勤めるのが怖い時期が暫く続き、今もそれは完全には直っていない。<br />
周囲に支えられ、現在の工場に仕事を見つけ働き初めてからもう4年がたつ。<br />
そんなとき、工場の休憩室に「世界一周ピースボートの旅」のポスターが貼られる。<br />
渡航費用は163万円。それは、ナガセの年収とほぼ同じ金額だった…。<br />
&#8212;&#8211;</p>
<p>導入はこんな感じなのですが、本当に日常を丁寧に、職場や女性の心の移り変わりを本当に丁寧に描いています。手帳に毎日使った金額を書き留めるナガセ。働いていないと不安になるナガセ。結婚した友人、カフェを開いた友人。奇妙な共同生活。この本には「12月の窓辺」という短編も納められているのですが、いずれの作品も「現代の蟹工船！？」と思うぐらい、企業に勤め、働く私達の悲喜交々の感情を表現していて胸を打たれました。</p>
<p>もし、3年前読んでも、僕はこれほど心をうたれなかったかもしれません。<br />
「12月の窓辺」にはひどい同僚や上司の話が出てきますが、僕も知らず知らずの間に、後輩や部下を傷つける「心ない言葉を吐く上司」と同じような言動をとっていた面もあるように思い、ひどく反省しました。</p>
<p>働く全てのひとに、是非手にとって読んでもらいたい作品です。</p>
<p>（評価）<br />
– いま、職場が思うようにならないと嘆いている人に。<br />
– 部下をもつ、全ての上司に。<br />
★★★★☆　（星４つ。心の痛みを感じるか、小さな幸せを感じるか。）</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>今週の一冊）　『オーデュボンの祈り』　伊坂幸太郎　-9冊目</title>
		<link>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/w_book/971/</link>
		<comments>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/w_book/971/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 27 Oct 2009 07:28:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>fukui</dc:creator>
				<category><![CDATA[今週の一冊]]></category>

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		<description><![CDATA[今では、どの書店にいっても新刊が平積みにされるメジャー作家となった、伊坂幸太郎。
そのデビュー作が『オーデュボンの祈り』だ。
　
この作品には初期の伊坂作品のすべてが詰まっている。
現実と幻想の挟間にいるかのような、不思 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>今では、どの書店にいっても新刊が平積みにされるメジャー作家となった、伊坂幸太郎。<br />
<div id="attachment_974" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101250219?ie=UTF8&#038;tag=fukuidayo-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=4101250219"><img src="http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/wp-content/uploads/2009/10/inori-150x150.jpg" alt="オーデュボンの祈り　-　伊坂幸太郎" title="inori" width="150" height="150" class="size-thumbnail wp-image-974" /></a><p class="wp-caption-text">オーデュボンの祈り　-　伊坂幸太郎</p></div></p>
<p>そのデビュー作が『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101250219?ie=UTF8&#038;tag=fukuidayo-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=4101250219">オーデュボンの祈り</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=fukuidayo-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4101250219" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』だ。<br />
　<br />
この作品には初期の伊坂作品のすべてが詰まっている。<br />
現実と幻想の挟間にいるかのような、不思議な登場人物。<br />
数多く張り巡らされた伏線がひとつの結論につながる、ジグゾーパズルのような構成。<br />
ウィットに富んだ会話。豊かな自然の描写。</p>
<p>オーデュボンの祈りのあらすじはこうだ。</p>
<p>&#8212;-<br />
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか？ （文庫裏表紙より）<br />
&#8212;-</p>
<p><span id="more-971"></span><br />
タイトルの由来にもなっている、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%9C%E3%83%B3">ジョン・ジェームズ・オーデュボン</a>はアメリカの画家であり、鳥類研究者だ。彼はその日記の中で、リョコウバトについて触れている。リョコウバトは18世紀には北アメリカに50億羽生息していたといわれ、当時もっとも数の多かった高等生物でもある。オーデュボンは3日間にわたり、「渡り」を行うリョコウバトの大群が3日にわたって空を埋め尽くした。と書いている。それだけ多かったリョコウバトも乱獲と繁殖力の弱さから20世紀初頭には絶滅する。人間のエゴが生み出した代表的な種の絶滅の例だ。</p>
<p>主人公の伊藤は島での生活を通じ、SEとしての生活で失っていたものを取り戻し始める。<br />
リョコウバトに限らず、生きていく中で僕たちはいろいろなものを失う。</p>
<p>現実から離れたいという願望を一度くらいもったことがある人も多いだろう。<br />
伊藤はそんな僕たちの分身でもある。</p>
<p>そんなとき、現実から、ほんの半歩だけ離れてみる。<br />
そして、生きていることの素晴らしさを確認する。</p>
<p>「オーデュボンの祈り」はそんなちょっとした願望を満たしてくれる小説だ。</p>
<p>（評価）<br />
– 現実から半歩離れた世界での冒険に酔いしれたい人にとって<br />
★★★★☆　（星４つ。はじめて伊坂作品を読むのであれば、この一冊を。）</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>今週の一冊　『百億の昼と千億の夜』　光瀬 龍　-8冊目</title>
		<link>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/fukui/788/</link>
		<comments>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/fukui/788/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 18 Oct 2009 07:22:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>fukui</dc:creator>
				<category><![CDATA[fukui]]></category>
		<category><![CDATA[今週の一冊]]></category>
		<category><![CDATA[SF]]></category>
		<category><![CDATA[書評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/?p=788</guid>
		<description><![CDATA[宇宙や生命のことを考えると、誰もが心にわずかなざわめきを感じる。
僕たちはその不思議に魅せられ、答えのない問いをしては、宇宙や生命の神秘に畏敬の念を覚える。

&#8212;-
・人体は一つの小宇宙のようだ。人体は六十兆 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_789" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4150300062?ie=UTF8&#038;tag=fukuidayo-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=4150300062"><img src="http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/wp-content/uploads/2009/10/100_1000-150x150.jpg" alt="百億の昼と千億の夜" title="百億の昼と千億の夜" width="150" height="150" class="size-thumbnail wp-image-789" /></a><p class="wp-caption-text">百億の昼と千億の夜</p></div>
<p>宇宙や生命のことを考えると、誰もが心にわずかなざわめきを感じる。<br />
僕たちはその不思議に魅せられ、答えのない問いをしては、宇宙や生命の神秘に畏敬の念を覚える。</p>
<p><span id="more-788"></span></p>
<p>&#8212;-</p>
<p>・人体は一つの小宇宙のようだ。人体は六十兆個の細胞からなり、死と誕生を繰り返しながら、いつしかその生を終える。時にコントロール不可能なまでに増殖する細胞が現れ、これは癌として認識される。</p>
<p>・地球はひとつの生命体のようだ。雷は脳波を、マグマは血液を、水は酵素をあらわし、それらの恵みで生きている生物は、人体の中に生きる様々な微生物のようだ。さて、無制限に増殖し、地球を汚染する人類は、地球を人体にたとえるとどのような存在として認識されるのだろうか。</p>
<p>・コンピューターが果てしなく進歩したらどうなるのだろうか。今は簡単なシミュレーションを行えるだけだが、たとえばハードディスク内の様々なデータが自律的な意思を持ち、進化するようになったらそれらは一つの生命と呼べるのではないだろうか。われわれの住むこの宇宙ですら、より高次の存在が戯れの中に作った箱庭のような存在でないと否定することはできるのだろうか。</p>
<p>・宇宙はビッグバンから始まった。初期の宇宙には水素のみがあった。超高圧の中で水素はヘリウムを生み出し、初期の星たちが生まれた。そういった星星の中心部は超高圧の空間で、そこで、さまざまな元素が生み出された。やがて星はその生命を終え、宇宙にエネルギーを拡散した。我々が住む地球は、星の誕生と死を繰り返し3世代目の存在である。では、ビッグバンの外には何があったのだろうか。</p>
<p>&#8212;-</p>
<p>　小さい頃から、宇宙や生命や科学に興味を感じてはこのような空想を繰り返していた。<br />
　きっと、こういった想像は人間の深層心理に閉じ込められた根本的な問いなんだと思う。科学者は考察と計算によって、哲学者は問いを立てることで、宗教家は神の言葉を聞き伝えることで、そして小説家は文章を書くことで、心の奥底に湧く疑問に答えを与えようとする。</p>
<p>　<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4150300062?ie=UTF8&#038;tag=fukuidayo-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=4150300062">百億の昼と千億の夜</a>は、日本のSFの金字塔的作品といわれる。どの書評を見ても絶賛されているので、読んでみようと思って手にとった。これほどの作品が1965-66年に発表されたとはにわかに信じがたい。</p>
<p>　光瀬氏自身、あとがきで述べているように、「幼年期の終わり」などの海外のSFに影響は受けているものの、より壮大なスケールで、生命と死、宇宙と文明、運命と抵抗を描き切っている。</p>
<p>　　寄せてはかえし<br />
　　寄せてはかえし</p>
<p>永遠とも思える時の中で、命を刻む、不思議な一匹の生物の視点から物語は語られはじめる。<br />
やがて舞台は古代ギリシャの哲学者プラトンは失われた文明、アトランティスへの旅へと出る。<br />
物語はプラトンからアトランティスの司政官オリオナエに転じ、<br />
オリオナエから、シッダールタへと物語は受け継がれる。<br />
シッダールタはその旅のなかで、物語の真の主人公ともいえる少女「あしゅらおう」に出会う。<br />
やがて、ナザレのイエスの話が語られ、あしゅらおうは時空を超えて、文明に死と破滅を強いる、超越者と邂逅し、絶望的なまでの真実に気づく。</p>
<p>あらすじとしては、こんな感じ。<br />
この物語がのちのSF作品に与えた影響は計り知れない。</p>
<p>（評価）<br />
– 宇宙、生命、神々の神秘に関して少なからず興味・関心のある方にとって<br />
★★★★☆　（星４つ。西欧文化圏では描けなかったであろう圧倒的な世界観に酔いしれる。）</p>
<p>– 科学なり、宇宙なりにあまり興味がない方にとって<br />
★☆☆☆☆　（星１つ。何を言っている話なのかさっぱりわからないのではないかと。）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>今週の一冊　『希望の国のエクソダス』　村上 龍　-7冊目</title>
		<link>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/fukui/727/</link>
		<comments>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/fukui/727/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 15 Oct 2009 07:45:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>fukui</dc:creator>
				<category><![CDATA[fukui]]></category>
		<category><![CDATA[今週の一冊]]></category>

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		<description><![CDATA[「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない。」
　これは、物語のキーマン、中学生のポンちゃんが、国会中継を通じ、世界に対して発するメッセージだ。
　『希望の国のエクソダス』は社会に溢れる [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h5>「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない。」</h5>
<p>　これは、物語のキーマン、中学生のポンちゃんが、国会中継を通じ、世界に対して発するメッセージだ。</p>
<p>　『希望の国のエクソダス』は社会に溢れる閉塞感の中で、オトナのつくった秩序やルールに納得できない中学生たちが、インターネットと法律、金融の知識を活かして、日本という国を脱出（エクソダス）し、自分たちの理想の国をつくる。という話。</p>
<p>　読んでみて強烈に感じたのが、村上龍の時代を読む感性の鋭さだ。<br />
　2000年に出版された本だが、今でも古さを感じさせない。</p>
<p>　物語は、日本を捨てパキスタン北西部、アフガニスタンとの国境境でパシュトゥーン（戦闘的な部族民のひとつ）として生きる10代の少年がＣＮＮに取材されるところから始まる。</p>
<p>　村上龍は、執筆当時流行していたグローバリゼーション、アメリカ的な金融・経営システムとは異なる価値観を描くことで、価値観と多様性の理解の必要性を説きたかった。と語っているが、彼が感じていた問題が現実化する出来事が出版から1年後に起きる。言わずと知れた、9.11　同時多発テロだ。</p>
<p>　この本を読むと、テクノロジーは進歩したかもしれないが、日本という国は2000年から何も進歩していないということがわかる。経済・雇用・少子化・外交といった日本が抱える様々な問題は悪くなりこそすれ、良くはなっていない。私達にも、それぞれが出来る方法で、希望の国をつくる努力が求められているのかもしれない。</p>
<p>（評価）<br />
 &#8211; 自分にとっての希望を考えたいオトナに。まだ諦めていない全ての人に。<br />
 ★★★☆☆（星３つ。経済に対しての言及がもう少しシンプルであれば、星４つだったかなぁ…）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>今週の一冊　『深海のYrr』　フランク・シェッツィング　-6冊目</title>
		<link>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/fukui/641/</link>
		<comments>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/fukui/641/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 08 Oct 2009 11:40:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>fukui</dc:creator>
				<category><![CDATA[fukui]]></category>
		<category><![CDATA[今週の一冊]]></category>

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		<description><![CDATA[2004年ドイツで出版され、200万部を超える大ベストセラーとなった本作。専門家への取材や現地の調査に4年の歳月をかけた本書は、海洋冒険物語の大作中の大作だ。
日本では文庫本が2008年春に発売されたが、当時は地下鉄の車 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_651" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4150411700?ie=UTF8&#038;tag=fukuidayo-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=4150411700"><img src="http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/wp-content/uploads/2009/10/Yrr-150x150.jpg" alt="深海のYrr　フランク・シェッツィング" title="Yrr" width="150" height="150" class="size-thumbnail wp-image-651" /></a><p class="wp-caption-text">深海のYrr　フランク・シェッツィング</p></div>
<p>2004年ドイツで出版され、200万部を超える大ベストセラーとなった本作。専門家への取材や現地の調査に4年の歳月をかけた本書は、海洋冒険物語の大作中の大作だ。</p>
<p>日本では文庫本が2008年春に発売されたが、当時は地下鉄の車両の中に、「深海のYrr」を読んでいるビジネスパースンを本当に良く見かけた。</p>
<p>&#8212;-<br />
始まりはペルーだった。静かな海で漁師たちの行方不明が相次ぐ。北海油田があるノルウェーの近くでは、メタンハイドレートを食べる奇妙な<br />
ゴカイが現れ、カナダ沖では、クジラが人を襲いはじめる。フランスではロブスターが爆発し致死性のウイルスが撒き散らされる。</p>
<p>母なる海で、いったい何が起きているのだろうか。。<br />
&#8212;-</p>
<p>あらすじはこんな感じ。次から次へと、常識では考えられない事件が起こる。キーワードは「海」　様々な専門家がその調査に乗り出す。ＣＩＡはテロに類する陰謀説を唱えるが、生物学者シグル・ヨハンソンは全ての現象をつなげ、まったく新しい仮説を導き出す。</p>
<p>正直言って、読み始めたときは「あぁ、海を題材にした事件ものね」とバカにしていた。中巻で、大惨事がおきたあたりで、正直もう読むのをやめようかと思ったぐらいだった。</p>
<p>しかし、その後の展開が凄い。まさに、事件は「確かに答えはそれしかない」というひとつのストーリーに事件は収束していく。時間をかけて読むに値する小説だ。</p>
<p>（評価）<br />
 &#8211; 海や自然環境。深海の不思議な生物に興味のある人にとって<br />
 ★★★☆☆　（星３つ。驚くべき展開に心を掴まれる。）</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>今週の一冊　『ミラクル』　辻仁成　-5冊目</title>
		<link>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/fukui/592/</link>
		<comments>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/fukui/592/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 01 Oct 2009 08:51:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator>fukui</dc:creator>
				<category><![CDATA[fukui]]></category>
		<category><![CDATA[今週の一冊]]></category>

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		<description><![CDATA[とても大切な人がいるとして、その人の記念日に贈るべき一冊を聞かれたら、辻仁成「ミラクル」を迷いなくオススメします。
&#8212;-
ジャズピアニストのシドと、その小さな息子、アル。
アルの母親はアルの出産と引き替えに亡 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_593" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/410136124X?ie=UTF8&#038;tag=fukuidayo-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=410136124X"><img src="http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/wp-content/uploads/2009/10/miracle-150x150.jpg" alt="ミラクル　辻仁成" title="miracle" width="150" height="150" class="size-thumbnail wp-image-593" /></a><p class="wp-caption-text">ミラクル　辻仁成</p></div>
<p>とても大切な人がいるとして、その人の記念日に贈るべき一冊を聞かれたら、辻仁成「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/410136124X?ie=UTF8&#038;tag=fukuidayo-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=410136124X">ミラクル</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=fukuidayo-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=410136124X" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」を迷いなくオススメします。</p>
<p>&#8212;-<br />
ジャズピアニストのシドと、その小さな息子、アル。<br />
アルの母親はアルの出産と引き替えに亡くなっていたが、それを信じたくないシドは、アルに小さな嘘をついてしまう。</p>
<p>「ママは生きている。忙しくて会えないだけだ。雪の降る日に帰ってくる。」<br />
それから二人きりの旅がはじまった。暑くなれば北に、寒くなれば南に。雪を避けるように、シドはアルと旅を続ける。</p>
<p>そんなある日、降るはずのない南の町で、雪が降る<br />
アルがはしゃげばはしゃぐほど、シドの心は暗く沈む。<br />
思い詰めたシドは、一緒にコンビを組んでいる歌手のミナに相談し、<br />
母親を演じてもらうことをお願いするが…。<br />
&#8212;-</p>
<p>何かを信じることが難しくなっている。<br />
信じて裏切られることは、やはり辛い。<br />
仮に奇跡がうまれるとしたら、それはきっと形のないものだ。</p>
<p> &#8211; 信じて傷つき、信じて報われた経験のある全ての大人に<br />
 ★★★★★　（星５つ。これ以上の作品を辻はもう書けないかもしれない。）</p>
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		<title>今週の一冊　『王家の風日』　宮城谷昌光　-4冊目</title>
		<link>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/fukui/572/</link>
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		<pubDate>Thu, 17 Sep 2009 06:02:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>fukui</dc:creator>
				<category><![CDATA[fukui]]></category>
		<category><![CDATA[今週の一冊]]></category>

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		<description><![CDATA[史が僕たちに教えてくれることは本当に多い。
中国史を中心に歴史小説を書き、かの司馬遼太郎に絶賛された作家、宮城谷昌光。
彼の処女作が、今回ご紹介する「王家の風日」です。
時代は3000年前の古代中国。当時の王朝　殷（ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><div id="attachment_584" class="wp-caption alignright" style="width: 156px"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167259044?ie=UTF8&#038;tag=fukuidayo-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=4167259044"><img src="http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/wp-content/uploads/2009/09/ouke_1.jpeg" alt="王家の風日　宮城谷昌光" title="ouke_1" width="146" height="146" class="size-full wp-image-584" /></a><p class="wp-caption-text">王家の風日　宮城谷昌光</p></div>歴史が僕たちに教えてくれることは本当に多い。</p>
<p>中国史を中心に歴史小説を書き、かの司馬遼太郎に絶賛された作家、宮城谷昌光。</p>
<p>彼の処女作が、今回ご紹介する「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167259044?ie=UTF8&#038;tag=fukuidayo-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=4167259044">王家の風日</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=fukuidayo-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4167259044" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」です。</p>
<p>時代は3000年前の古代中国。当時の王朝　殷（商）の滅亡を描いた作品です。殷の滅亡といえば、封神演義の物語・マンガや太公望の伝説で有名だと思いますが、宮城谷昌光はそこに歴史家の冷静な視点を加えています。そこが、面白い。</p>
<p>例えば、国民をないがしろにし、「酒を池に満たし、肉を木々に吊し、盛大な宴を開いた」という『酒池肉林』の伝説も、彼の視点を踏まえて考えると、祭祀国家である殷の性格を考えると一方的に悪とは言えず、当時の時代背景としてはありえることだったんだな。とか、殷が滅びたのは、悪政もさることながら、神々が治める国から、人が治める国への必然的な時代の流れだったのかな。と考えさせられます。</p>
<p>先日、日本でも政権交代が起こりましたが、既存の仕組みが限界を迎え、政権交代が起きた。と考えれば、3000年前も今も、為政者は（例え優秀な為政者であったとしても）常に、既存の価値観を守る側にたち、国民の声は聞こえないものなのかな。と。</p>
<p>&#8212;-</p>
<p>さて、実は「王家の風日」にはもう一つの物語が記されている。それは、文庫版の著者あとがき。ページ数にしてわずか４ページだが、心ふるわせる著者の物語が書いてある。</p>
<p>小説家として立ちたいと願いながら、「王家の風日」を相手にしてくれる、出版社・編集者はいなかった。30歳を超えても、一冊の本も出せなかった著者。これほどの内容の作品であるにもかかわらず、「売れそうにない」という理由で世に出るのが10年近く遅れたのだ。</p>
<p>収入はなく、妻に、「借金をして、自費出版で出そうか」と相談したところ、「あおざめた顔」で頷く妻。その様子を見かねた、かつての上司が自分が出版してやる。と持ちかける。初版は僅か500部。それが限界。</p>
<p>そのうちの一部が司馬遼太郎の目にとまり、そこから宮城谷の作家としての道が始まる。</p>
<p>くだらない、中身のない本でもマーケティング次第で売れる時代だ。<br />
売れ始めたら、権威があれば、かつて書いた本の焼き直しでも売れる。</p>
<p>それを否定するつもりはない。「王家の風日」や宮城谷昌光だって、司馬遼太郎という権威の目に止まらなかったら、一生日の目を見なかった可能性だってある。</p>
<p>ただ、彼の本が時代に埋もれず世に送り出されたこと。<br />
それを支えた様々な人、いいものをしっかりと評価する目を持った人々がいたことに、感謝したいと思う。</p>
<p>（評価）</p>
<p> &#8211; 歴史に興味があり、歴史に学ぶことができるものは多い。と感じる人に。<br />
 ★★★☆☆　（星３つ。処女作故の文体の固さがなければ４つ。惜しい）</p>
<p> &#8211; 漢字と歴史はちょっと苦手という人にとって<br />
 ★☆☆☆☆　（星１つ。最初の一冊には、ちょっとハードルが高いかも…）　</p>
<p>#宮城谷昌光の名を一躍有名にしたのは「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167259028?ie=UTF8&#038;tag=fukuidayo-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=4167259028">天空の舟</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=fukuidayo-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4167259028" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」です。興味のある方はこちらもどうぞ。</p>
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		<item>
		<title>今週の一冊　『月と六ペンス』　サマセット・モーム　-3冊目</title>
		<link>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/w_book/566/</link>
		<comments>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/w_book/566/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 10 Sep 2009 10:09:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>fukui</dc:creator>
				<category><![CDATA[今週の一冊]]></category>

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		<description><![CDATA[ポケットに本を一冊忍ばせて、公園や浜辺で気がすむまで読書にふける。そんな休日の過ごしたい人に手にとってもらいたい小説。『月と六ペンス 』
&#8212;-
株式仲買人を生業としている40男、ストリックランド。彼はある日突 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_567" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4042973027?ie=UTF8&#038;tag=fukuidayo-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=4042973027"><img src="http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/wp-content/uploads/2009/09/moon-150x150.jpg" alt="月と六ペンス　サマセット・モーム" title="月と六ペンス" width="150" height="150" class="size-thumbnail wp-image-567" /></a><p class="wp-caption-text">月と六ペンス　サマセット・モーム</p></div>
<p>ポケットに本を一冊忍ばせて、公園や浜辺で気がすむまで読書にふける。そんな休日の過ごしたい人に手にとってもらいたい小説。『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4042973027?ie=UTF8&#038;tag=fukuidayo-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=4042973027">月と六ペンス </a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=fukuidayo-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4042973027" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』</p>
<p>&#8212;-<br />
株式仲買人を生業としている40男、ストリックランド。彼はある日突然、妻と子、安定した生活を捨てて姿を消す。社会と人間を拒絶し、彼は海に浮かぶ極彩色の島で「絵」を描き続ける。彼は「絵」を売ろうとはしない。また、買いたいという人もあらわれない。彼は「絵」を描き続け、いつしか死を迎える…。<br />
&#8212;-</p>
<p>まぁ、そんなストーリーです。</p>
<p>作中でストリックランドは、明らかな「人でなし」として描写されます。成功者というよりは人生の落伍者として扱われます。しかし、「人でなし」や「成功」とは一体誰が決めることなのだろう。という疑問が読み進めるに従って自然と湧き上がってきます。</p>
<p>皮肉なことに、ストリックランドの絵は彼の死後、爆発的に売れ始めます。</p>
<p>しかし彼はそれを望んでいたのか。彼は幸せではなかったのか。<br />
そしてまた、読者である自分自身は何を望んでいるのだろう。自分にとっての幸せとはいったい何なのだろうか。</p>
<p>そんなことを考えさせてくれる一冊です。</p>
<p>（評価）</p>
<p> &#8211; 絵画、音楽、歌、舞台…。少なからずアートに興味がある方にとって<br />
 &#8211; よく晴れた休日。波の音を聞きながら読書をしたい。という方にとって<br />
 ★★★☆☆　（星３つ。心かき乱される不思議な感覚）</p>
<p> &#8211; アートじゃ飯は食えないし、興味はないという方にとって<br />
 ★★☆☆☆　（星２つ。珍獣を見る感覚であれば、なんとか読める。）</p>
<p>＃ストリックランドのモデルはポスト印象派の画家、ゴーギャン。つい先日まで、上野の美術館でゴーギャン展が開かれていたので、観た人も多いことと思います。見に行けば良かった。激しく後悔。</p>
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		<title>今週の一冊　『宇宙創成　上・下』　サイモン・シン　-2冊目</title>
		<link>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/fukui/536/</link>
		<comments>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/fukui/536/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 09 Sep 2009 07:52:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>fukui</dc:creator>
				<category><![CDATA[fukui]]></category>
		<category><![CDATA[今週の一冊]]></category>

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		<description><![CDATA[サイモン・シンと言えば、名著「フェルマーの最終定理」で有名なサイエンスライターですが、今回ご紹介する「宇宙創成」も本当に傑作だと思います。
『宇宙創成』は私達人類の宇宙に対しての認識がどのように深まっていったのか、その歴 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_535" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4102159746?ie=UTF8&amp;tag=fukuidayo-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=1211&amp;creativeASIN=4102159746"><img class="size-thumbnail wp-image-535" title="space" src="http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/wp-content/uploads/2009/09/space-150x150.jpg" alt="宇宙創成　サイモン・シン" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">宇宙創成　サイモン・シン</p></div>
<p>サイモン・シンと言えば、名著「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4102159711?ie=UTF8&#038;tag=fukuidayo-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=4102159711">フェルマーの最終定理</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=fukuidayo-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4102159711" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」で有名なサイエンスライターですが、今回ご紹介する「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4102159746?ie=UTF8&#038;tag=fukuidayo-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=4102159746">宇宙創成</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=fukuidayo-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4102159746" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」も本当に傑作だと思います。</p>
<p>『宇宙創成』は私達人類の宇宙に対しての認識がどのように深まっていったのか、その歴史を綴る科学書なのですが、文系の私にもわかりやすく宇宙の神秘や構造を理解できるように、理論の発見に貢献した偉大な科学者たちの発見にまつわる様々な人間ドラマが織り交ぜられながら、宇宙に関する人間の概念の進化が語られます。例えば、「天動説」を唱えたコペルニクス。</p>
<p>&#8212;-<br />
年老いたコペルニクスは、最後の力を振り絞って、既存の価値観・世界観と真っ向から対立する「天動説」を提唱する書を書き上げる。歩けないコペルニクスに代わり、原稿を印刷所に持って行くのは、コペルニクスの手足となり研究を助けた若きレティクス。しかし、原稿を見たレティクスは自分の貢献に対する謝辞が書かれていないことにすっかり落胆し、印刷を人に委ねてしまう。後日、コペルニクスに届けられた書籍には、コペルニクス自身の手によるものではない、研究成果を台無しにしてしまうような序文が書き<br />
加えられていた。コペルニクスはその内容に驚き、翌日、失意の中に死を迎えることになる…。<br />
&#8212;-</p>
<p>このようなエピソードが至る所にちりばめられており、宇宙について知る本としても、その背後にいる偉大な（そして人間くさい）科学者たちについて知る本としても一級だと思います。</p>
<p>宇宙はいつ生まれたのか。<br />
私達が認識している宇宙の外には何があるのか。<br />
今、私達が常識と考えている宇宙は本当に正しいのか。</p>
<p>そんなことを一度でも考えたことがある人は是非、お読みください。<br />
知らないうちに私達の頭も「常識」という名の「地動説」に囚われているかも<br />
しれません。</p>
<p>（評価）</p>
<p>- 幼い頃、ワクワクしながら科学雑誌「ニュートン」を読んだ人にとって<br />
★★★★☆　（星４つ。青春とは心の若さと衰えることのない好奇心。）</p>
<p>※本当のエピソードとでっちあげエピソードがきちんと切り分けて紹介<br />
されているのであれば星５つだった。あと、一部冗長な部分も残念。</p>
<p>- 「お金持ちになるための本」しか今は読みたくない。という人にとって<br />
★☆☆☆☆　（星１つ。この本で満たされるのは懐ではなくて心と好奇心。）</p>
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		<item>
		<title>今週の一冊）　『ベロニカは死ぬことにした』　パウロ・コエーリョ　-1冊目</title>
		<link>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/fukui/522/</link>
		<comments>http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/fukui/522/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 09 Sep 2009 07:43:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>fukui</dc:creator>
				<category><![CDATA[fukui]]></category>
		<category><![CDATA[今週の一冊]]></category>

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		<description><![CDATA[ 僕が読みたい本、読むべき本を紹介してくれる素敵な書評家がいないな。と思ったものですから、自分で書いてみようと思います。最近は献本によるゲリラ・マーケティングや自社の売り込みのためのブックマーケティングが非常に盛んで、「 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4042750052?ie=UTF8&amp;tag=fukuidayo-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=1211&amp;creativeASIN=4042750052"><img class="size-thumbnail wp-image-523 alignright" title="veronica" src="http://www.jobweb.co.jp/fukui_blog/wp-content/uploads/2009/09/veronica-150x150.jpg" alt="ベロニカは死ぬことにした" width="150" height="150" /></a> 僕が読みたい本、読むべき本を紹介してくれる素敵な書評家がいないな。と思ったものですから、自分で書いてみようと思います。最近は献本によるゲリラ・マーケティングや自社の売り込みのためのブックマーケティングが非常に盛んで、「真実」が失われているような気がします。</p>
<p>僕は読書家でもなんでもないですし、どちらかというと本は読まないほうだと思います。それでも「読みたい！」と思って手に取った一冊を、実際に読んで、その感想を率直に書いていこうと思います。</p>
<p>一冊目は『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4042750052?ie=UTF8&amp;tag=fukuidayo-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=1211&amp;creativeASIN=4042750052">ベロニカは死ぬことにした</a><img style="border:none !important; margin:0px !important;" src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=fukuidayo-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=4042750052" border="0" alt="" width="1" height="1" />』です。</p>
<p>なんといってもタイトルがイイ！</p>
<p>太宰の「人間失格」並のインパクトがあります。</p>
<p>「fukuiは死ぬことにした」とか、ここに日本人の名前が来るとやっぱりダメで（暗すぎるし、「死ねば」とか言われそう）、『ベロニカ』だからいいんだよね。きっと。</p>
<p>&#8212;-<br />
主人公のベロニカは、若さと美しさ、素敵なボーイフレンド、堅実な仕事。愛情溢れる家族。全てを手にしています。しかし彼女は幸せではなく、何かが欠けていた。そんなベロニカはある朝、死ぬことに決め、大量の睡眠薬を飲む…<br />
&#8212;-</p>
<p>そんな感じで始まる一冊で、彼女は自殺未遂をした後、精神病院に入り、死を宣告され、残された僅かな日数を様々な狂人たちと過ごします。</p>
<p>「狂う」とは何なのか。「生きる」とは何なのか。<br />
何故、幸せに見える人ほど不幸なのか。</p>
<p>そういったことについて優しく考えさせてくれる一冊です。</p>
<p>客観的に見ると、きっと恵まれていることが多いはずなんだけど、何かが足りない。と感じ続けている人って結構多いと思います。（僕もその一人です。）そういう人に是非読んでもらいたい一冊です。</p>
<p>（評価）</p>
<p>- 前途輝かしく、やる気と情熱に溢れている方にとって<br />
- 合理的に戦略的に人生を送ることを良しとしている人にとって<br />
★☆☆☆☆　（星１つ。今読むと時間のムダかも。）</p>
<p>- 周りに合わせることにちょっとした疲れを感じている人にとって<br />
- 合理的に戦略的に人生を送ることを良しとしてきた人にとって<br />
★★★★☆　（星４つ。今まさにあなたが読むべき本。）</p>
]]></content:encoded>
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