僕が読みたい本、読むべき本を紹介してくれる素敵な書評家がいないな。と思ったものですから、自分で書いてみようと思います。最近は献本によるゲリラ・マーケティングや自社の売り込みのためのブックマーケティングが非常に盛んで、「真実」が失われているような気がします。
僕は読書家でもなんでもないですし、どちらかというと本は読まないほうだと思います。それでも「読みたい!」と思って手に取った一冊を、実際に読んで、その感想を率直に書いていこうと思います。
一冊目は『ベロニカは死ぬことにした』です。
なんといってもタイトルがイイ!
太宰の「人間失格」並のインパクトがあります。
「fukuiは死ぬことにした」とか、ここに日本人の名前が来るとやっぱりダメで(暗すぎるし、「死ねば」とか言われそう)、『ベロニカ』だからいいんだよね。きっと。
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主人公のベロニカは、若さと美しさ、素敵なボーイフレンド、堅実な仕事。愛情溢れる家族。全てを手にしています。しかし彼女は幸せではなく、何かが欠けていた。そんなベロニカはある朝、死ぬことに決め、大量の睡眠薬を飲む…
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そんな感じで始まる一冊で、彼女は自殺未遂をした後、精神病院に入り、死を宣告され、残された僅かな日数を様々な狂人たちと過ごします。
「狂う」とは何なのか。「生きる」とは何なのか。
何故、幸せに見える人ほど不幸なのか。
そういったことについて優しく考えさせてくれる一冊です。
客観的に見ると、きっと恵まれていることが多いはずなんだけど、何かが足りない。と感じ続けている人って結構多いと思います。(僕もその一人です。)そういう人に是非読んでもらいたい一冊です。
(評価)
- 前途輝かしく、やる気と情熱に溢れている方にとって
- 合理的に戦略的に人生を送ることを良しとしている人にとって
★☆☆☆☆ (星1つ。今読むと時間のムダかも。)
- 周りに合わせることにちょっとした疲れを感じている人にとって
- 合理的に戦略的に人生を送ることを良しとしてきた人にとって
★★★★☆ (星4つ。今まさにあなたが読むべき本。)






9月 16th, 2009 at 10:41 PM
お久しぶりです。
私もタイトルに惹かれて以前読みました。笑
オススメの仕方、秀逸だと思います。
9月 17th, 2009 at 9:32 AM
どもーご無沙汰です。blogをチェックしてくれているとは…。嬉しい限りです。ベロニカを読んだって事は「アルケミスト」も読んでるのかな?まだだったら、是非。
小説にはビジネス書とは異なる趣とか、気付きとかがあるね。