2004年ドイツで出版され、200万部を超える大ベストセラーとなった本作。専門家への取材や現地の調査に4年の歳月をかけた本書は、海洋冒険物語の大作中の大作だ。
日本では文庫本が2008年春に発売されたが、当時は地下鉄の車両の中に、「深海のYrr」を読んでいるビジネスパースンを本当に良く見かけた。
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始まりはペルーだった。静かな海で漁師たちの行方不明が相次ぐ。北海油田があるノルウェーの近くでは、メタンハイドレートを食べる奇妙な
ゴカイが現れ、カナダ沖では、クジラが人を襲いはじめる。フランスではロブスターが爆発し致死性のウイルスが撒き散らされる。
母なる海で、いったい何が起きているのだろうか。。
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あらすじはこんな感じ。次から次へと、常識では考えられない事件が起こる。キーワードは「海」 様々な専門家がその調査に乗り出す。CIAはテロに類する陰謀説を唱えるが、生物学者シグル・ヨハンソンは全ての現象をつなげ、まったく新しい仮説を導き出す。
正直言って、読み始めたときは「あぁ、海を題材にした事件ものね」とバカにしていた。中巻で、大惨事がおきたあたりで、正直もう読むのをやめようかと思ったぐらいだった。
しかし、その後の展開が凄い。まさに、事件は「確かに答えはそれしかない」というひとつのストーリーに事件は収束していく。時間をかけて読むに値する小説だ。
(評価)
– 海や自然環境。深海の不思議な生物に興味のある人にとって
★★★☆☆ (星3つ。驚くべき展開に心を掴まれる。)






