「世界平和のために、わたしたちはどんなことをしたらいいですか?」
「家にかえって家族を大切にしてあげてください。」
これは、ノーベル平和賞を受賞したときのインタビューで、マザー・テレサが答えた言葉です。ノーベル平和賞に対してはいろいろ批判があるし、オバマ氏が受賞したことには「???」となっている人も多いことと思うけれど、僕はマザー・テレサのこの言葉はひとつの真理だと思います。
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さて、以前のエントリで告知しておりました、九門崇氏のソウルストーリーに参加してきました。60名を超える人が訪れ、九門氏の人生と決意に聞き入っていました。私は今回もまた、不覚にも溢れる涙を止めることが出来ませんでした。
「家族が抱える問題も、世界が抱える問題も一緒なんだ。」
という九門氏のメッセージは、本当に力強いものがありました。世界の舞台で活躍し、欧米の文化・価値観にも、アジアの文化・価値観にも詳しく、またその狭間で惑い続けてこられた九門氏だからこそ示せる言葉であり、ビジョンだったと思います。
世界は本当に数多くの問題を抱えていますが、今日よりよい明日をつくるために、私達ひとりひとりができることは確実に存在する。そう感じました。
日本の政治・経済はよく戦略不在が叫ばれます。私もその通りだと思うのですが、戦略はビジョンから落ちてくるものである以上、より重要なのは明確な外交上・政治上・経済上のビジョンを指し示すことなのではないかと思います。ビジョンがないから、リーダーシップが発揮できない。部分最適ばかり考えるから、コンフリクトがおきて前に進まないのかな。と感じます。
そういう意味では、九門氏のメッセージは、これ以上ない日本がこれから進むべき外交・政治・経済上の明確なビジョンのようにも感じ、大変感銘を受けました。
現実的には、外交と軍事はきっても切り離すことが出来ない関係なので、現状の外交ルールのもとでは日本がリーダーシップを発揮することはなかなか難しいんだろうな。と頭では理解できます。しかし、時代は変わり続けているので、ここらへんで「軍事力が外交上のパワーとなる」というルール自体を変えてしまうような世界が実現されてもいいんじゃないか。と思います。
本エントリを書いている10月28日、国連総会で日本が提出した「日本の核廃絶決議案」ですが米国の賛同も得られ、共同提案国が70カ国を超えたとのこと。ほとんど実効性のない宣言かもしれませんが、ベルリンの壁も壊れたし、冷戦も終わりを告げた。人種差別だって法律上は撤廃されている。核も廃絶される日はくると思う。核保有のメリットよりコストのほうが多くなったって理由だって立派な軍縮の理由だと思うし、自衛隊のように保有はしていても様々な縛りで半ば無意味な存在にしてしまう。という形の核廃絶もあると思う。
そんなことを考えさせられた一日でした。
# ソウル・ストーリーの中では、三遊亭 鳳志氏による落語も披露されたのですが、これまた面白かったです。fukuiは恥ずかしながら生落語を見るのは初めてだったのですが、本当に語りのプロ。その後の飲み会では隣の席に座らせてもらって楽しいひとときを過ごしました。次回の寄席は見に行こうと思います。安いし…。





