はじめまして、GIFT-JAPANの玉沖貴子と申します。
本Blogで、英Sustainability社(サステナビリティに関して世界的権威のあるシンクタンク)が発行している“The Social Intrapreneur - A Field Guide for Corporate
Changemakers”という論文の日本語への翻訳を担当していく者です。
(論文の原文:英語力のある方はぜひ原文でお読み下さい)
http://www.sustainability.com/researchandadvocacy/reports_article.asp?id=1457
また、翻訳文の投稿だけでなく、CSR分野のコンサルティングに従事しておりますので、CSR関連の最新トピックスなども併せて本Blogでご紹介していければと思っています。
今回は、初Blog投稿ということで、まずは、自分がなぜ“ソーシャルイントラプレナー(企業の内部にいて、企業の力を社会の問題解決とビジネスの発展に役立てる人)”に興味を持ったか、論文の翻訳を手がけようと思ったかそのきっかけをご紹介したいと思います。
“ソーシャルアントレプレナー”(社会的起業家)という言葉については、本Blogを読まれている方であれば、多くの方がご存知だと思います。
金銭あるいはステータスなどを求めて起業するのではなく、社会問題や環境問題を解決するために起業する人々を指す言葉です。
この“ソーシャルアントレプレナー”という言葉が日本社会に広まったこと自体、自分が環境経済学を学んでいた○年前の大学時代では考えられず、本当に素晴らしいことだと思います。
そして、実際に私がお付き合いさせて頂いている“ソーシャルアントレプレナー”の方々は皆さんパワフルで、先見性がある素敵な方々ばかりです。
ただ、自分の中で若干違和感を感じたのが、もともとリスクを取ってでも起業する文化が欧米に比べて根付いていない日本社会において、“ソーシャルアントレプレナー”をどれだけ多く輩出することができるのだろうか?という点です。
さらに、“ソーシャルアントレプレナー”にならないと、関心を持つ社会・環境問題を解決することに関われないのだろうか?という疑問も生まれてきました。
そんな中で、たまたま友人から紹介されてこの論文を見つけた時、「これだ!!」と直感的に思ったのです。
もともと組織で動く時に最も強みが活かされ、そしてワーカーホリックと言われるほど日々の生活の中で仕事が占める割合が多い日本人にとって、会社の中での仕事を通じて社会・環境問題の解決を図る“ソーシャルイントラプレナー”というコンセプトこそ、ぴったりくるのではないかと。
実際に論文を読めば読むほど、この全く新しい働き方のコンセプトに魅了され、ぜひこのコンセプトを一人でも多くの方に広めて行きたいと強く思い、本論文の翻訳を手がけて行こうと決めました。
今後は、自分なりにこの“ソーシャルイントラプレナー”についての分析を深め、なるべく多くの方々が実際に取り組んで行って頂けるように、丁寧にご紹介してきたいと思います。
至らない点も多々あるかと思いますが、どうぞ今後ともよろしくお願いします。
玉沖貴子
京都大学経済学部卒 トヨタ自動車(株)、(株)船井総合研究所を経て、現在(株)クレアンにてCSRコンサルティングに従事。さらにGift- japan事務局の一員として、BOPマーケット、ソーシャル・イントラプレナーに関する研究活動に取組む。

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