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“The Social Intrapreneur “~欧米では次々にソーシャル・イントラプレナーに関する論文が発行!!

お久しぶりです。玉沖貴子です。
東日本大震災以来、活動が滞ってしまっていたGIFT-Japan事務局ですが、今月からまた巻き返しを図って行きたいと考えております。

本日、ご紹介するのはアメリカとヨーロッパそれぞれで発行されたソーシャル・イントラプレナーに関する論文。

これまでは、ソーシャル・イントラプレナーと言えば、
英国・Sustainability社“The Social Intrapreneur-A Field Guide for Corporate Changemakers-”で、
私自身大いにこの論文は参考にさせて頂いていましたが、欧米では次々に新たな論文が発行されているのです。


まずは、NetImpactによる“Corporate Careers That Make a Difference”

NetImpactとは、利潤の追求と社会へのポジティブな変化の両立を目指すビジネスを生み出していくリーダーを育成することを目指した国際NPO法人で、これまでも簡単なソーシャル・イントラプレナーに関する論文は出してきました。
(※ただし、この論文ではソーシャル・イントラプレナーという言葉そのものは使われていません。)

今回は合計84ページにも及ぶ、大作を発表。
気合の入れ方が違うのを感じます。

主な論文のテーマは、以下の通りです。

①新しいキャリアパス (ソーシャル・イントラプレナーという新しい働き方の提示)
②必要なスキル・ノウハウ (ソーシャル・イントラプレナーに必要な要素の紹介)
③実際に活躍する人々の事例(22社・23人にのソーシャル・イントラプレナーの事例を紹介)


ポイントになるのは、③の中で、マーケティング担当者や製品開発者など、会社の第一線で活躍されている方が、事業利益と社会課題解決の両立を目指した動きを見せている所です。


そして、英国Cranfield大学School of Managementによる“Social Intrapreneurs -An Extra Force For Sustainability”

Cranfield大学は、日本での知名度こそ低いものの、大学院を主体とした調査・分析を行う研究機関で、MBAプログラムも展開しています。

こちらも、25名の実際に活躍するソーシャル・イントラプレナーの人々の活動を調査し、必要なマインドセットや行動様式を分析。
さらに、企業側がソーシャル・イントラプレナーをどのように活かせばよいかという点についても研究しています。

それぞれの詳細については、またこのブログの中でも紹介していきたいと思いますが、英語が使える方はぜひ、ホットな最新情報をご自身でも確認してみてください!


玉沖貴子
京都大学経済学部卒 トヨタ自動車(株)、(株)船井総合研究所を経て、現在(株)クレアンにてCSRコンサルティングに従事。さらにGift- japan事務局の一員として、BOPマーケット、ソーシャル・イントラプレナーに関する研究活動に取組む。